(1)篠栗石(福岡県) 大きくじゃくれていて(彫りもあり)、また、肌も素晴らしく山水石として完成された石と言えます。 W35×D17×H15cm 価格210.000円 |
(2)古谷石(和歌山県) 特有のチリメン肌でやや平型山水ですが、連山を連想出来、質も上質です.心休まる一石です。 古谷石は珪質(けいしつ)石灰岩系。山石。石のちょうど台との境目の所に、白い石状の物が周囲を覆っていますが、これは「あし」と呼ばれる物で、探石時に付着していた泥を接着剤と混ぜて付着させ、古谷石、もしくは同系統の和歌山石にはこの「あし」の作成作業が必ず必要とします。なぜこんな事をする必要があるのかと言いますと、この石には探索時に必ずと言って良い程泥が付着していて、それをそのまま台に乗せると当然泥が崩れてしまうので、接着剤で固める事によって「探石時の状態を再現」するのです。そしてこの「あし」の出来が値打ちを大きく左右します。
W29×D16×H6cm 価格230.000円 |